人生の豊かさや幸福度の向上に必要なこととは?

より充実した人生を送るため、必要であろう健康、運動、勉強などについて、読書や経験を通して得たことを記します。

富士山登頂日記(2018年10月20日)

20日(土曜)は天気が良さそうということと積雪がそこまで多くなさそうと踏んだので、富士山へ登ることを2~3日前に決める。(ほんとは北岳間ノ岳の縦走したかったけど、遠いし雪の情報がないから断念)

前日夜に出発、須走口には22時半頃着いて、すぐに寝る。
3時45分起床。寒くてあまり眠れず(起床時3℃)。朝食、準備をして4時45分出発。満天の星空を見るのも一つの目的ではあったけど、少し曇りがち。それでも、見上げると流れ星が時々見れるほど、たくさんの星を堪能することができた。

出発して5時半くらいまではライトを手に暗闇の中を進んでいた。
2700m付近に達すると積雪が確認できる。この時はまだ、雪上に小動物の足跡があることに気付き、その先を追い何の動物か確認してみたい、ということを考える余裕があった。

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3000mにくるとあたり一面が白くなる。徐々に吹き溜まりは雪が深くなってくる。

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3200mまでは日差しもあり、寒さはあまり感じず。ただ雪深くなってきて、足場を選ぶが、たまに膝くらいまで、足が雪に埋もれてしまう。

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3400m以降は、雲の中に隠れ、動いてないと凍えてしまう。まわりが真っ白だし、なんとか黒い地肌が出ているがあるので、そこを辿り進む。精神的に弱気になってきて、やばくなったら引き返そうと思っていたけど、なかなかやばくならなかった。

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3600m付近。地面はアイスバーンも交じってくる。黒地の地肌は斜面沿いにあるので、「一歩間違えれば足を滑らせれば滑落だな」とか思いながら、頂上まで標高差であと170m。地吹雪がひどく、頂上はいければ行きたいという感じ。軽装でかなり危険だと思っていたので、進む道がなくなったら引き返そうと考えていた。

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なんだかんだで、気づいたら頂上の神社に来ていた。頂上は地吹雪がひどく、雪と氷の粒が顔を叩きつけ痛い。さらに斜面とは比べ物にならない程の風で体感気温は一気に下がる。気象庁の富士山頂のアメダスではー6.5℃だった。記念撮影で手袋を取りiPhoneを操作しようとしたら、手が凍って動かない。凍傷になると思い、速攻で引き返す。そして走って体を温める。この時AM8時。

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雪が軽いので、帰りは砂走を翔ける要領で雪を駆け下る。頂上から駐車場まで70分くらい、一気に下山した。9時10分駐車場。11時には帰宅できた。

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今回は7年ぶりの富士登山。前回は9月で快晴、高山病になり、頭痛がひどくて1時間程度頂上で仮眠をとっていた。今回は雪で思うように前に進めなかったからか、高山病にはまったくならなかった。
相変わらず山の中を駆け回ることは楽しいけど、雪山はもうこりごりかな・・・(躍動感が失われるのであまりトレーニングにならない)。これからも月1回は山トレ継続していきたいな。

標高2300m付近からの富士山

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標高2700m付近から東側(山中湖方面)を撮影

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